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終活を行う意味が良く分からないので教えて欲しい

質問 私も妻も70歳を超えました。
私たちは高校の同級生なので、誕生日は違いますが同い年で、大きな病気はしていませんが、それなりに病院を利用することも少なくなくて、共通のかかりつけの医師からはもう歳なので血圧には特に気をつけるように二人とも言われています。
体力的にはすでに二人ともしんどく感じる機会も多くなっていて、以前は二人でよく散歩をしていましたが、今は昔と同じ距離を歩くと疲れるので、回数と歩く距離を減らして足腰が弱らないように定期的に歩くようにしています。
私たちには息子と娘が1人ずついて、すでに2人とも結婚して家を出ていて、合わせて5人の孫がいます。息子は大学進学のときに家を離れて、娘が結婚して家を出てからは、終活として家の中の荷物を片付けてきました。
終活としては身の回りの荷物の整理しかしていないのですが、まだ元気だとは言ってもどんどん死に近づいていることは確かなので、身辺整理以外にも終活を活発に進めていかなければいけないと思っています。
自分たちでは正しい終活の方法が良く分からないので、専門家に一度相談したいと思っているのですが、終活相談はどこで行うことができるのでしょうか?

yajirusi

A

終活をすれば人生を振り返ることもできます

終活は、自分の死をしっかり向き合い、人生の最後をどうするか考える活動のことで、2010年前後に社会全体に広まった言葉です。
はじまりは就活についての本が出版されたり、終活をテーマにした映画が公開されたりしたことで、2012年に流行語大賞のトップテン入りしたことで誰もが知る言葉となりました。
この年はちょうど日本の高度成長期に活躍した団塊の世代の人々が定年を迎える時期であり、日本社会で高齢化が加速していく時期でもありました。
少子化や核家族も進んでいることから、一人暮らしの高齢者も増えて、死期を一人で迎える確率が高まったことも、終活という言葉が誕生した理由でもあります。
大家族が1つの家で暮らしていた時代は、自分が亡くなった後のことをそれほど心配しなくても良い環境に置かれていました。しかし、老人の一人暮らしが当たり前になっている今では、自分が死んだらそれまで住んでいた住処や遺品の後片付けをどうするかということが問題になります。
終活の中には生前整理というものがあり、生きているうちに自分の荷物を減らしておくことによって、家族に迷惑をかけずに済むことになります。これも終活を行う大きな意味であり理由でもあります。
自分の財産をどうするか決めることも終活の1つで、生きているうちに遺言書を作成することで、相続人同士の醜い遺産の争いごとを回避することができます。
また、最近ではデジタル遺品という言葉も話題になっていて、スマホやパソコンの中に残されたデータなどを、自分が死んだ後に家族に見られたくない人も増えています。これらを生前整理することも終活の1種で、そうすることには大きな意味があります。
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