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2019年07月27日 [ニュース]

おもてなしの逆算話法

「逆算話法」ってご存知ですか?
私たちは何気に言葉を吐いています。五感で感じたままに、あれやこれやとくっちゃべっています。こういうのを、「中枢神経でしゃべる」といいます。これを即刻やめてください。これからは、「感じて、話す」のではなく、「感じて、考えて、話す」のです。

で、問題は、「何を」考えるのか、です。答えは、「あなたの吐く言葉を聞いた相手がどんな気持ちになるか」です。福祉の世界で成功しようとするみなさんにとっていちばん大切なこと。それは、「これからあなたが発する言葉を耳にした相手が、どんな心情になるか」を考えた上で話すということです。さらに言えば、相手にどう感じてほしいのかを考えて、そこから逆算してメッセージを発信するということです。

当然ながら、ネガティブよりもポジティブになってもらったほうがベターでしょう?
ならば、相手が前向きな気持ちになるように言葉と表現を選んで話をするよう意識しなければいけません。同じ主旨のことを伝えるのであっても、その伝え方で相手の受けとめ方は大きく変わるものです。私たちの伝え方次第で、相手は天にも上るかのような気分にもなるし、奈落の底に突き落とされたような暗い気分にもなるのです。

例えば、あなただって、忙しいときに誰かから「これもやっておいて」と、一方的に指示されるような言い方をされたらどんな気持ちになるでしょうか?表面上は「はい。わかりました」と言うかもしれませんが、こころでは「ちぇっ。勝手なことばっかり言いやがって」と舌を打つかもしれません。
このケースで、逆算話法で相手の胸の内に前向きな気持ちを沸き立たせようとしたらどうなるでしょう。おそらく、「忙しいところ申し訳ないけれど、これもやってもらえたら助かるよ。お願いできるかな?」みたいな感じになるでしょう。内容的にネガティブなことを伝えるときほど、この逆算話法は有効です。

この積み重ねが、あなたという人間の好感度を引き上げるのです。
これからは、言葉を吐く前にちょっと頭のなかを整理して、相手にどんな気持ちになってほしいのかを考えるようにしてください。あなたと言葉を交わすことで、そうする前と比べて、相手が明るい気持ちになるように配慮しながらコミュニケーションを取る。そうじゃなきゃ、わざわざ、相手の限りある寿命を奪ってまで会話する意味がありません。意味がないどころか、罪ですよ。これが私たち人間にだけ与えられた「ことば」というものの本質です。

相手と話すとき、そこには愛がなければなりません。相手のために善かれと思って伝えるのです。だから、ことばを紡ぐ文字(五十音)は「あい」からはじまります。聖書にもあるように、「ことばは神なりき。これに命あり。この命は、ひとの光なり」なのです。


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