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2019年04月10日 [ニュース]

知行合一

知行合一。
これは、明治維新の精神的指導者、吉田松陰(1830年〜1859年)が愛した言葉のひとつです。

1854年、松陰は米国のペリー艦隊の船への密航を企てた罪で投獄されるも、1855年に出獄。故郷・山口県の萩で子弟を集めて松下村塾を開きました。塾での教育には、吉田松陰の全身からあふれる人間愛と祖国愛、時代の流れに対する的確な洞察が込められました。そこからは、山県有朋、伊藤博文、久坂玄瑞、高杉晋作など、明治維新の中心的役割を担う人材が輩出されました。

ある時、松陰が塾生に「君は何のために学問をするのかね」と尋ねます。
塾生は「どうも本が読めませんので、よく読めるようになりたいのです」と答えました。
すると松陰は、「学者になるのではないのだよ。人は学んだことをどう実行するかが大切なんだよ」と諭したそうです。
ただ物事を知ったり、理屈を言ったりするだけでなく、何事も実行していくことこそが大事なのだ…と説いたわけです。

福沢諭吉の価値観と同じですよね。
明治維新の時代、幕末の志士たちのバックボーンだった松陰と諭吉です。
なんというか、すっげぇ人たちですが、両者の人生には大きく異なるものとなりました。

1858年、松陰は「安政の大獄」で再び投獄され、翌1859年斬首されました。
若干26歳。その短くも熱き人生に触れるとき、私は自身の人生を恥ずかしく思わずにはいられません。

志定まれば、気盛んなり。

吉田松陰のように決して揺らぐことのない軸足というものが、若い時分からどうにも私には持てないできたからです。
にもかかわらず、なんやかんやで、松陰の倍以上も、ただのほほんと生きてきました。情けない…と思うのです。

草莽崛起
そうもうくっき

吉田松陰が日本の変革のために、在野の人間に対して決起を促した言葉です。
現状に甘んじて、怠惰と惰性の時間を過ごすとき、私はかなりの頻度で同じ夢を見ます。
夢の中に、学生時代の教科書で見た吉田松陰が現れて、『草莽崛起、草莽崛起』と訴えかけてくるのです…。

もうじき還暦を迎えようかという今、私は福祉の世界に小さな風穴をあけたいという想いで百寿グループを立ち上げました。
多くの友から、「何もいまさら苦労することもないんじゃないの」などとからかわれながら。




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