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2019年03月17日 [ニュース]

アナタの真実

アナタの真実

社会の真実をお伝えしたあとは、今度はあなた自身の真実を見極めておきましょう。要するに、現状分析です。

2015年の秋に、神奈川県川崎市で、Sアミーユ入居者連続殺人事件が起こりました。翌年の夏には、同じく相模原市で、やまゆり園大量殺傷事件というのがありました。横浜では、わずか3ヶ月の間に50人もの患者さんが不審死を遂げた大口病院事件もありました。こうした社会的弱者を虐殺する事件が起きるたびに、そこで働く人たちのこころが危うくなっていきます。

実は、アミーユ事件の直後から、福祉の世界で働く専門職を対象に、毎月10人ずつに聞き取り調査をしてきたんです。食事を奢ってあげて、事件に対する率直な感想や、福祉現場の課題などを本音で語ってもらいました。

合計100人の調査結果を集計してみると、実に興味深い、真実が見えてきました。もっとも驚いたのが、フリーコメントにもかかわらず、「自分が加害者になる前に仕事を辞めたい」と言った人が28人もいたことです。

いいですか。あらかじめ用意した選択肢ではないんですよ。自由に感想を述べてもらうなかで、異口同音に、自分が加害者になる可能性を語ったという事実。そこに、当事者以外には計り知れない福祉現場の過酷さを感ぜずにはいられません。

お客様である入所者から言われて傷ついた言葉として、こんな話もしてくれました。

「よくこんなバッチイ仕事をやってられるな。あんたの親は一体どう思ってんだろうね。大切に育ててもらえなかったんだなぁ。ああ、かわいそう、かわいそう」

「別のヘルパーがあんたのことを使えないって嘆いてたよ。何度もおんなじ失敗をするんだって? それをあたしに言われたってねぇ。あんな先輩がいたらイヤだろうねぇ」

「おい、もっと丁寧な仕事ができないのか。こっちはお客なんだぞ。ったく、どうしようもないな、ヘルパーってぇのは。きっとろくに勉強もしてこなかったんだろ?」
 
「うちの娘は気立てがよくってねぇ。お金持ちの家の御曹司に頼むから嫁に来てくれって日参されて。目黒の一等地のこ〜んな立派なお屋敷で暮らしてるよ。それを考えたら、あなたたちはつらいわねぇ。本当に気の毒よねぇ〜。おほほほほ」

「来るのが遅い!何分待たせるんだ!まず謝れ。どうしてすぐに駆けつけなかったのか訳を言え。説明責任ってぇのがあるんだ。そんなことも知らんのか、ヘルパーは!」

「ほうら、出ちゃったよ。来るのが遅いからさぁ〜(そう言って、オムツ交換時に、便を手ですくって介護職にこすりつけてくる)」

「ああ、死にたい死にたい。生きてたってイヤなことばっかだ。いっそ死にたいよ。殺してくれよぉ。あんただって、こんなババア、死んでほしいと思ってんだろ! 顔に書いてあるよ。ったく、こんちきしょう」

他にも、驚愕のデータが出ています。

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正直、驚きました。よくぞ本音を答えてくれたと思います。予想をはるかに超えるネガティブな数字でした。これはもう、非常ベルが鳴っているような状況です。ヤバいです。そこで働く8割もの人が、「できればやりたくない」と思いながら日々の仕事に向き合っているんですよ。これはちょっと恐いです。そう思いませんか?


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