ミスター集患のZOOM説明会 2022年5月28日(土)
地域 | online |
講座日程 | 2022年5月28日(土)19:00〜20:30 |
コース名 | ミスター集患のZOOM説明会 |
認定資格 | |
受講料 | 無料 |
場所 | ZOOM |
定員 | 1名 |
大医、国を癒す
中医、人を癒す
小医、病を癒す
愚医、何も癒さず
いにしえの中国に、こんな感じの諺があった。
現代に当てはめるとどうなるか。
糖尿病の患者で考えてみる。
愚医は、薬を処方して血糖値を下げる
小医は、異常値をもたらした原因を問診で突きとめ、「暴飲暴食を控えよ」と告げる
中医は、問題行動の裏にある生活上のストレスを聴きだし、「適職が見つかりますように」とエールを贈る
大医は、意志あるものが職に就けない現状を憂い、政府の誤った経済対策に警鐘を鳴らす
こんな感じだろうか。
翻って、私たちの近くに腐るほどある病医院はどうだろう。
そこにいる医師たちは、99%が愚医ではないか。
だがそれは当然の話である。
現在の医療制度では、いくら患者の話を聴いてやったところでおカネにならないのだから。
そんな暇があったら、次の患者を診察室に迎え入れたほうが得だ。
しかしである。
幸か不幸か、新型コロナのおかげ(?)で医師も変わらざるを得なくなった。
何年もの間、従順に盲従していた生活習慣病患者たちが通院を控えたからだ。
挙句、クスリなんて飲まなくたって、イヤ、飲まないほうが健康になることに気づいてしまったからだ。
つまり、コロナが収束しても患者は愚医のもとへは戻ってこない。
都市部では、すでにそれが数字に表れている。
2024年。
財務省と厚労省は大鉈を振るう。
霞ヶ関でいうところのダブルインパクト。
診療報酬と介護報酬の同時マイナス改定だ。
愚医にしてみると、患者が減るだけでなく、患者単価も下がるわけだ。
まさしく、医療経営は冬の時代を迎える。
これまでの貯えで生涯安泰の愚医はまぁいいだろう。
問題は、この先まだ云十年と医業を続けていかなければならない還暦以下の愚医たちだ。
団塊世代をはじめとする患者たちの情報武装化はかなりのものだ。
健康をまもる術など、インターネットでタダで手に入る。
認知症リスクを高める「薬漬け」の罠には引っかからない。
愚医にとって釣り堀同然だった健診・検診にも疑心暗鬼である。
手術のハードルはもっと高くなるだろう。
さぁ。
愚医たちよ、どうする?
八方塞をブレイクスルーするためのカギ。
それは、八方がふさがった時は天を見ることだ。
天の声を聴くことだ。
これだけ言って察しがつくとしたら、愚医ではないかもしれない。
医師にとっての天とは何かを理解できているのなら起死回生の目はある。
それでもまだピンと来ないとしたら、やっぱり愚医だ。
情けない…。
天の声とは、患者の声だ。
四半世紀以上も前から、患者が医師に望むことは変わっていない。
なんでも相談に乗ってくれること。
要は、患者の話に耳を傾けてあげることである。
医聖・ヒポクラテス、赤ひげ先生、榊原伊織(竹脇無我さん演ずる小石川療養所の医師)みたいに、だ。
でも現実には、そんな医師はほぼいない。
だっておカネにならないのだから。
ここで、多くの愚医はヘマをする。
銀行やコンサルやハウスメーカーにそそのかされて失敗する。
先が見えないときは投資なんてしちゃダメなのにネ…。
もったいぶるのはやめよう。
この過酷な状況下で地域医療にかかわる医師がすべきこと。
それは、天の声に真摯に耳を傾けることだ。
点数がつかないからできないというのであれば、聞き役のスタッフを置くことだ。
それすらできないというのなら、業務委託すればいいだけの話。
極力、おカネをかけずにネ。
イメージとしては、診察室で患者が点数にならない話をしだしたとしよう。
そうしたら、業務委託先のフリーダイヤルが記載されたカードを渡す。
たったこれだけ。
あとは、業務委託先の聴くことのプロが喋りたくて仕方ない患者をおもてなししてくれる。
するとどうなるか。
「あそこの医者は24時間なんでも相談に乗ってくれるサービスをやってるよ」
そんな口コミがジワリジワリと広がって、やがて新患に繋がっていく…。
もちろん、使えそうなスタッフがいるのであれば、彼女にスキルを学ばせればいい。
そうすれば、「あそこにはなんでも相談に乗ってくれる子がいてね…」となる。
現時点では、診療圏のどこの病医院でもこんなことはやってない。
そんなアイデアすら浮かばない愚医ばかりである。
遠い昔から患者は言っていたのに。
「なんでも相談に乗ってくれる病医院をかかりつけ医にしたい」ってネ。
業務委託にせよ、自院対応にせよ、やるべきことはたったひとつ。
まずは一度、ミスター集患・山崎宏の話に耳を傾けてみてほしい。どこよりも早い2024ダブルインパクト対策…。これはさしずめ、感染症時代の医療経営サバイバル術といってもいいだろう。とくに開院直後にコロナショックに見舞われた医療経営者であれば必見必聴の90分になるはずだ…。
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